卓球を始める際に絶対に最初に覚えなければならないのが、ラケットの正しい持ち方です。
10年、20年と卓球をやっていても癖がついて間違ってしまっている方もたまに見かけます。
正しい持ち方をしないで練習をしていると癖がついて直すのが難しくなりますので、最初にしっかりと理解をしてラケットを持つことが重要です。
お箸を持つのと同じで癖がついてしまうと、なかなか正しい持ち方に直すことが大変です。
大袈裟かもしれませんが、ちょっとした持ち方ひとつで試合に勝てるか勝てないかも決まってきます。
もし、それに気づいたのが10年後だとしたら。。。
なので、今のラケットの握り方が本当に合っているのかどうか確認しましょう。
また、そのまま続けていると、勝手に持ち方が正しくなるという事はありませんので、間違っていたら意識して直すように心がけましょう。
基本的な正しいラケットの持ち方
卓球のラケットは正しく持つと下の画像のようになります。
フォア面(おもて面)

バック面(裏面)

サイド

シェークハンドラケットを持ときは、親指と人差し指でラケットの面(ボールが当たるところ)に挟み、中指と薬指と小指でラケットのグリップ(持つところ)を握手するように軽く握ります。
このように、ラケットの面を真っ直ぐにすることで、フォアハンドもバックハンドも安定したボールを打つことが出来ます。
ラケットの間違った持ち方
初めてシェークハンドラケットを持つとテニスのラケットと同じように握る方がいます。
このように持つとラケットの面が不安定になります


この画像のように、棒を持つような感じでラケットをもってしまうと、ラケットを上手く支える事が出来ないので力が入り安定しないので辞めましょう。
このラケットの持ち方は、画像を見れば明らかに違うのがわかるので修正するのは簡単です。
よく見かける直したいラケットの持ち方
ある程度卓球をしているが、ラケットの持ち方に癖がついて逆にラケットを上手に持ててない方を良く見かけます。
癖がついていると修正するのは難しいですが、このように持っていないか確認してみましょう。


ちょっと画像を見てみるだけだと違いがわかりにくいかもしれませんが注意してみると、オモテ面では親指と人差し指の所が離れています。
また、裏面では人差し指が伸びているのがわかると思います。
このように、人差し指を立てると親指と人差し指でグリップを持った時に、親指と人差し指の付け根がグリップから少し離れてしまいます。
このような持ち方をしていると、台から少し離れたボールを打つたりボールに回転をかけるのが難しくなります。
見かけることもありますが、オススメできるラケットの持ち方ではありませんので注意しましょう。
もし、このようにラケットを持っていたら、正しい持ち方を意識してみましょう。
まとめ
卓球台の前に立つと、まずはボールを打つことを考えてしまう方が多いのではないですか?
卓球を始めるときに、一番最初に大切なのはラケットのグリップの持ち方です。
もし、間違えたまま練習してたらいつまでも上手くならないだけでなく間違ったクセまでついてしまいます。
そうならないように、正しいラケットの持ち方を覚えることが大切です。
ラケットの持ち方なんて自分の好きで大丈夫でしょう?と、思っている方は今すぐ確認してみて下さい。